この日は、隣町の古着屋ロストバードさんから一報。
「ウチの店、“鳥を探す”コンセプトなんですけど、田中のオッチャン見つけました」
鳥を見つけたら、ロストバード。
オッチャン見つけたら、はっぴーに連絡あれ。
共通点は、どちらもお酒が飲めること。
〜背景〜
これまで一人暮らしを続けてきた田中のオッチャン。
認知症と診断をうけるが、一日中散歩出来るくらい身体が元気。
しかしコンロや電子レンジが使えず火事の危険があったり、外出後に自宅が分からなくなり警察に保護されることが増えていた。
ご家族から、「グループホームしか選択肢がないのでは」とはっぴーへ相談。
「だったら、はっぴーの家の近くで一人暮らしをしてみませんか?」という提案からプロジェクト開始。
はっぴーの家から徒歩30秒の物件で暮らしながら、スタッフやまちの人を巻き込みつつ、「認知症の人が一人暮らしを続ける」という、新しい暮らし方を切り拓くゆるーーーいチャレンジです。
