株式会社Happy(本社:兵庫県神戸市長田区、代表取締役:首藤義敬)は、文部科学省委託「学校卒業後における学びの支援推進事業」の一環として、障害の有無や年齢を問わず誰でも参加できる地域学習プログラム『Happyユニバーサルカレッジ』を本格始動しました。神戸市北区「しあわせの村」で2022年に開校した期間限定ユニバーサルカレッジを引き継ぎ、さらに多世代・地域交流を重視した“開かれた学びの場”として再スタートします。
背景
障害のある人にとって、安心して学べる場や交流の機会は十分に整っていません。
文部科学省委託「学校卒業後における学びの支援推進事業」でも指摘される通り、特別支援学校高等部卒業後に大学等へ進学する割合は全体で約2.2%、知的障害ではわずか0.4%にとどまります。
また、公民館などの地域学習施設で「障害者支援に対応できる職員がいる」と回答した割合は5.6%に過ぎません。
一方で、障害のある人やその家族の8割以上が「学習機会の充実は共生社会の実現に重要」と回答しており、社会のニーズと現実のギャップが大きな課題となっています。
Happyユニバーサルカレッジの特徴
-
障害者支援と地域共生の両立
障害のある人を起点とした学びから、多世代交流や地域のつながりが自然に生まれます。「ある/ない」「する/される」の枠を超え、関わりたい人なら誰でも参加可能です。 -
地域に“行きつけの場所”をつくる
顔馴染みの人が増える居場所づくりは、参加者の学びやつながりを支える基盤となります。 -
街全体をキャンパスにする挑戦
教室や施設に限らず、自然や公共施設、地域の人々と出会いながら学ぶ体験型プログラムを実施。街そのものを学びの舞台とします。
目指すもの
・障害の有無・年齢・背景を問わず、多世代が交流できる地域コミュニティの創出
・参加者が自ら「通いたい」と思える第3の居場所づくり
・地域をキャンパスとした新しい生涯学習スタイルの確立
・日常の中で信頼関係を育み、支え合う文化の普及
2025年度プログラム例
・VRやアートを活用した参加型ワークショップ
・自然をテーマにしたフィールドワーク(海・山・川)
・多世代・多分野でのワークショップ・成果発表会
対象者:視覚・聴覚・肢体不自由・知的・発達障害のある方、高齢者、多文化背景のある方など誰でも参加可能
受講料:初回無料、2回目以降 1,000円/回
成果発表・コンファレンス:2026年2月予定(しあわせの村 研修館ホール)
期待される効果
・障害のある人の社会参加と自己実現の促進
・多世代交流による地域活性化と孤立予防
・地域内での“顔の見える関係性”構築
・共生社会のモデルとして全国発信
主催・関係機関
・主催:株式会社Happy(事業代表・実施主体)
・協力:株式会社KEGキャリア・アカデミー(教育・支援)、神戸市看護大学(専門知識提供・学生連携)、公益財団法人こうべ市民福祉振興協会(広報・ノウハウ協力)、長田区(行政支援・文化施設連携)、地域アーティスト、福祉事業所、大学、地域住民 等
【会社概要】
商号: 株式会社Happy
代表者: 代表取締役 首藤 義敬
所在地: 〒653-0042 兵庫県神戸市長田区二葉町1丁目1-8
設立: 2017年7月
事業内容:
「マタニティアートから葬儀まで」をテーマに、人生のあらゆる場面を支える事業を展開。
サービス付き高齢者向け住宅「はっぴーの家」、不動産事業「おせっかい不動産」、教育事業「おせっかいラボ」など、暮らしに寄り添う取り組みを行っています。
資本金: 200万円
URL: https://happy-osekkai.com
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Happy(WAGOMU CLIMBING GYM)
担当:前田 彰
TEL:078-643-6558
Email:happyhouse.rokken.info@gmail.com
